株式会社セガ -【SEGA CORPORATION】

SENIOR EMPLOYEE

先輩社員インタビュー

ビジネス コンシューマ
プロデューサー

いいゲームには、関わったすべての人を幸せにする力がある

プロデューサーとして、アーケードゲームとコンシューマゲームの開発に携わっています。これまでにアーケードゲームのプロデューサーとして『maimai(マイマイ)』『CODE OF JOKER (コード・オブ・ジョーカー)』『Wonderland Wars(ワンダーランドウォーズ)』『CHUNITHM(チュウニズム)』などを担当した後、スマホ向けゲームの開発に携わりました。その間、プロデュースマネージャーとして、複数のプロジェクトを管轄しつつアーケードゲームとコンシューマゲームの二部門が統合される1年前に、副部長に就任。現在は複数タイトルの開発に直接プロデューサーとして携わるほか、部下がプロデューサーを務める様々なプロジェクトの管理・管轄を行っています。

いいゲームを生み出せば、開発に関わったメンバーやゲームユーザーはもちろん、生産や流通部門、ゲームセンター運営会社に至るまで、関わる誰もが幸せになれる――。これほどやりがいのある仕事は、ほかにはなかなかないのではないでしょうか。そう実感するに至ったのは、営業職時代の悔しい経験があります。

私はオーストラリアの大学を卒業後、元々営業職として入社し、5年ほど海外のゲームセンター向けに当社開発のアーケードゲーム機の提案を行っていました。東南アジアを中心に一人で約10カ国を任され、ゲーム好きだったこともあって、エンドユーザーの動向もリサーチし、まずまずの営業成績をおさめていたと自負しています。しかし、当社製品を導入後、多くのお客様に遊んでいただけなければ購入したゲームセンターが損をすることもありました。自分を信じてゲーム機を買ってもらったのに、その期待に応えられない。「プレイするエンドユーザーのことを考えたうえで、もっとゲームセンターが稼げるゲームを作りたい!」という想いが日増しに強くなっていきました。開発の担当者と直接やり取りを重ねるなかで、エンドユーザーや市場の動向に精通している点を評価され、「プロデューサーにならないか」と声をかけられたことで、ゲーム開発への挑戦が始まりました。

個人プレイの比重が大きかった営業職と異なり、ゲームは一人の想い、能力だけでは作れません。当時はゲーム開発の知識は無きに等しく、面白いゲームを生むために、誰に何を聞くべきか考え、必死に知識を吸収し、周囲のメンバーの助けや協力を得ながら無我夢中で開発に取り組みました。初めてプロデューサーとして携わった音楽ゲーム『maimai(マイマイ)』は、おかげさまで10年以上経ってもゲームセンターで遊んでいただけている人気タイトルになりました。アーケードゲームは、実際にゲームセンターで遊んでいる人たちの笑顔が見られる面白さがあります。

いまは多くの部下を指導する立場になりましたが、若手には早く成功体験を持ってほしいと願っています。私の場合は、自分一人で海外に行ってゲーム機が売れたこと、プロデューサーとして最初に手がけたタイトルが好評だったことが、その後の仕事への自信につながりました。成功体験があれば、つらいことがあっても、あきらめないでがんばってみようと思えるのではないでしょうか。

これまでのキャリアが“世界市場への挑戦”という一つの線につながった

セガのいいところは、年次や役職にかかわらず自由に意見を言えるところ、その意見を聞いてくれるところです。営業職時代には、開発のプロデューサーが当時若手だった自分の意見にも耳を傾けてくれましたし、初めてプロデューサーになったときに先輩からは「社長と直接交渉できる立場だぞ」と耳打ちされたのを鮮明に覚えています。実際、社長と直接交渉し、意見の相違がありながらも自分の主張はちゃんと聞き入れてもらえたこともありました(笑)

「こういうことをしたい」という強い想いがないとこだわったモノづくりはできませんが、意見を聞いてもらえないと人はやる気を失っていくものです。セガに関しては、ちゃんと人の意見に耳を傾けてくれる文化が根付いているので、若い方には自分の考えを発信し、周囲を巻き込みながら新しいゲームづくりに取り組んでほしいと思っています。

最近になって米国支社と仕事をする機会が増え、プロデューサーとしてより多くの人にセガのゲームの魅力を届けるために、米国で本格的にゲーム開発に取り組んでみたいという気持ちが芽生えてきました。これまでの海外営業やゲーム開発の経験がいまになって一本の道につながったような気がしています。米国でウケれば、カナダやオーストラリアなどの英語圏でもウケる可能性が大きいです。セガで培った海外営業、プロデューサーとしての視点を活かし、英語圏に限らずより大きな市場で自分の力を試してみたいですね。皆さんにも、先入観を持たずに、営業と開発、国内と海外、垣根なくいろいろなチャレンジをしていってほしいと思います。

SCHEDULE

9:00 出社。米国支社と進行中の複数のゲームプロジェクトに関する打合せを行う。

11:00 社内のマネージャーと組織管理に向けた打合せを行う。

12:30 昼休憩。自席で買ってきた弁当を広げつつメールを確認。

13:30 進行中のプロジェクトの進捗状況を幹部に報告する。

14:30 部下から複数のプロジェクトの報告、相談を受ける。

17:30 市場に対しての会議。メールチェック、稟議書のチェックを行う。

19:30 終業。