Q1スタジオの特徴
「龍が如くスタジオ」と呼ばれていた第一事業部の名称を、2026年5月より「RGGスタジオ」と改めました。ワールドワイドで規模の大きなゲームをつくっていくなかで、ブランドを世界的に浸透させるのが狙いです。「RGGスタジオ」の特徴は、コンシューマ向けにドラマ性の高い作品をつくるのに長けているという点。先端の技術を積極的に取り入れ、ハイエンドなゲーム開発スタジオであるという点です。「龍が如く」というゲームは一つの発明で、同じ街を舞台に、同じ人間たちが出てくる。新規でアセットをつくらなくても、毎年新しい切り口で楽しませることができる。それは所有している資産を存分に有効活用できているということだと思います。一つの作品のなかに、あと三本はつくれるくらいの奥行きを持たせていく。その共通認識があるので、たとえばデザイナーは、何も言われなくてもカメラアングル的に映らないところまでつくり込んでいます。クオリティに妥協をしない。面白いゲームをつくるというその一点に、全員が集中している。そんなスタジオだと思います。
Q2仕事で大切にしていること
執着することは、本能的にやっていると思います。仕事には、執着心と責任感さえあればいいと思うんです。ゲームを仕事にするなら専門学校を出ていないとダメなのか、普通の四大卒は不利なのかといった声もよく聞きますが、専門的な勉強をしていなかったとしても、気後れする必要は全くない。執着心があれば、知識やスキルはすぐに身に付きます。ちなみに、僕自身、ふつうの大学を出て、就活で受かった中で一番大きい会社だったからという理由だけでセガに入りました。ゲーム会社で受けていたのはセガだけ。「龍っぽいから」という理由で「龍が如く」のプロジェクトに呼ばれて、未経験でシナリオを任されました。ああ、自分はセリフをつくるのが上手いんだとか、意外と長い文章も書けるんだ、みたいなことが後からわかっていく。才能というのは、誰かが気づかせてくれるもの。仕事というのは、自分でも気づいていない自分を発見できるものだと思います。





